ボリューム3
失敗の本質と言う本をご存じでしょうか?
80年前の戦争の惨敗を分析するだけではなく
現在の日本の抱える弱点が本質的には当時と変わってないよね?
と言う本です。
ざっくり言うと日本は
①無駄な勝利を沢山していた
➁達人の技術に頼り過ぎていた
③会議室感覚で決断していた
とYouTuberのサラタメさんが解説していました。
①について、、、不必要なものに対して固執していた日本は
戦略的ではなかったそうです。
具体的に言うと多くの島を占領していた日本に対して
相手は取るべき島だけを戦略的に占領したとの事です。
その不必要な事に労力と時間をかけコストもかける。
これは、会社も含め個人にも言えるのでは無いでしょうか?
➁について、、、当時の日本のパイロットの技術は
世界で、ナンバー1だったそうです。
それに誰もが知る零戦(ぜろせん/れいせん)を従えて。
だからこそ、敗因を知るのは興味深いと感じました。
その敗因を簡単に言うと
技術に焦点をあてた日本は
技量には個人差と時間がかかる事を忘れていました。
一方の相手はと言うと、システムを開発し実践した。
そこには個人差の技量や習得の時間も必要ない。
これも今の会社も含め個人にも言えますね。
システムや効率化を考えず否定し
今の古いままで物事を進めていくと
どんどん、この流れの速い今に取り残されてしまいますね。
最後に、③会議室感覚で決断していた、です。
これは、多くの企業や上に立つ人達に言えることでは無いでしょうか?
現場はこう思っている。当時の戦争を例に出すと
現場にいた兵の方々は
【無謀】・・・むぼう
そう思う事も多々あったそうです。
命がけで戦っている人達を背に
会議室感覚で決められる。
もし、会議室にいるような人達も現場に出ていたら
違っていたのかも知れませんね。
現場にいる人達に耳を傾ける。
以外に出来てない人達が多いのでは無いでしょうか?
バスケットを指導させて頂いた私は
子供達に耳を傾ける事が出来ていなかったのかも知れません。
時には大事な、強引さ。
うまくいってる時は良いけれど
うまく言ってない時には耳を傾ける事。
すごく大事だと思います。
私自身、奥さんにいつも聞きます。
だって現場に多くいるのは奥さんなので。
私が多くの物事を決め進めていたとしてもです。
だから、とても嬉しかったんです。
外から見えるガラス越しに奥さんとチオとチュロがいて
外から中に入った私に奥さんが
『ありがとう、ここの場所、凄くやりやすい』と。
私は多くの事を奥さんに聞いていましたから。
沢山のお客さんが来てくれると嬉しいですね。
さて余談ですが、戦争が起きて80年になる前に
夫婦で靖国神社に行った事があります。
事実を確認しに行かせて頂きました。
私が小さい頃に、じいちゃんが
銃弾の後の足を見せてくれました。
そして、色んな物を食べざるおえなかったと。
感謝しています。今がある事を。
